UTAUユーザーのためのblenderでMMDモデル作る(7.顔を作る3_前面)

目次

  1. 前書き
  2. 環境構築
  3. 下絵を準備する
  4. blenderの準備
  5. 顔を作る1_目の縁
  6. 顔を作る2_鼻・口
  7. 顔を作る3_前面(← この記事です)
  8. 顔を作る4_後頭部
  9. 目を作る

この記事でやること

  1. フィル[f]
  2. ナイフ[k]
  3. マージ[m]

フィルとナイフで間を埋める

  1. 目の左下の辺、鼻筋の右の辺、唇の左上の辺を選択します。

    [ctrl]を押しながらクリックが便利です。

  2. [f]を押すと、選択しているすべての頂点を含む面が生成されました。

  3. 今回作成した面は四角形ではないので、ループカットはできません。

    [k]のナイフを使って左の頂点にあわせて右の辺を分割していきます。

    f:id:delta_kuro:20211102210836p:plain

  4. 同様の手順を繰り返し、目と唇をすべて埋めました。

    画像で解説はしませんが、適宜テンキーの[3]で側面に切替、y軸方向の位置も下絵にあわせて修正していきます。

    f:id:delta_kuro:20211102210940p:plain

  5. 同様に顎と唇の間も埋めました。

    f:id:delta_kuro:20211102211118p:plain

面貼りとマージで頬を作っていく

  1. 目の下あたりから唇までの右辺を選択し、[e][x]で右に面貼りします。

  2. 面貼りで作った右上の頂点と、眼の縁の頂点を同時に選択し、[m]でマージメニューを開きます。

    [中心に]や[最初に選択した頂点に]などを使って、頂点を結合します。

    f:id:delta_kuro:20211102211420p:plain

どんどん面貼りして顔の全面を仕上げる。

新しい操作方法はありません。[e][g]などでどんどん面貼りしていきます。

  1. 上半分を作った様子です。

    [3]だけでは、頬のラインはわかりにくいので、適宜[ctrl]+テンキーの[7]などを使って下からの目線にします。

    f:id:delta_kuro:20211102211634p:plain

  2. 顔の下側は処理を決めかねたのでとりあえず1段だけ増やしました。

    f:id:delta_kuro:20211102212127p:plain

  3. 先に側面を伸ばしていきます。[3]と[ctrl]+[7]の画面が見やすいです。

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  4. とりあえず全部埋めました。

    顎のあたりが汚いですが、最悪目の周りと口の周りが綺麗にできていればなんとかんります。

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  5. 全体を微調整しました。

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