UTAUユーザーのためのblenderでMMDモデル作る(3.下絵を準備する)
目次
この記事でやること
- どんな下絵が欲しいかについて(要件定義)
- 下絵の例
- 下絵の作成
どんな下絵が欲しいか
以下の条件を満たす下絵を準備していきます。
なるべくパースのついてない下絵を準備する。
モデリング作業中はほとんど、正透視で作業するため、下絵も正透視に近いほうが楽です。
体のバランスがわかればOK
自分でモデリングするだけなので、衣装についての詳細な資料は不要です。
- 顔と体は左右対称 素体を左右対称で作り、その上から非対称のものを重ねていきます。
下絵の例
本文で説明する下絵の作成方法は絵が描けない人向けなので、具体的な下絵の作成方法の説明前に下絵のサンプルを上げます。
自分で描ける人は好きな方法で描いて大丈夫です。
自分でモデリングするのならこのぐらいで十分かと。
今回作成する下絵
下絵の作成
適当な縦長なキャンバスを作成する。(1000*1600にしました)
ファイルから新規作成を選択幅と高さを設定して決定
3D人形を設置し、パースと体型を調整
[素材] > [すべての素材] > [3D] > [体系]から3D人形をキャンバスにドラッグ&ドロップ下部の右端のボタンからメニューを開く
[カメラ]よりパースを最小に
体型からキャラクターの体型を設定
モデリングする時のポーズにあわせます。今回はTポーズで進めていきます。
肩をクリックして手先のターゲットを表示させます。腕が水平になるように移動させました。体は左右反転で作るので、片方だけでOK
3D人形を参考に体型の輪郭を取っていきます。
顔と髪を書き込んで完成です。
- 眉・前髪は位置がわかればOKです。
- 目・口は下絵に合わせて作っていくので割と真剣に
同様に側面図も作っていきます。顔パーツは正面図との整合に注意
3D人形の設定画面 > [配置]からY軸を-90度回転させます。正面図と同様に輪郭を取っていきます。
顔の部分を正面図と比較してみましょう。なぜか鼻の位置が辻褄あってません。
適当に補正しました
- 正面図、側面図をpngで保存します。保存するときは背景を見やすい色で塗りつぶしておきます。