君とUTAU日々 in VRChatにUTAUクラスタは来れるのか!?検証する(実機実験)

はじめに

君とUTAU日々 in VRChat(https://kimiuta.info/VR/)の主催です.

本記事では情報収集と実験でUTAUクラスタがVRChatイベントを堪能できるのかを解き明かし,自信と具体的な基準をもってUTAUクラスタをイベントにお誘いすることを目的としたものです.

導入編
アンケート
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実験レポート(全文)


結論





ここでいうVRChatを遊べるとは,
Desktop Low 1280*720/軽いworld/人数10~20人/平均fps20程度を指す.

  1. 1.70%の人はVRChatを十分遊べる

  2. 2.22%の人はメモリ不足又はCPU/GPU両方不足するので遊ぶのは厳しい
    (全く動かないことはないが期待するとショックを受ける)

  3. 3.残り8%の人は今回の検証では不明

そこそこのPCではこれぐらいの遊び方が限界.

参加人数が多くなりそうなら、safety設定を上げる等の方法でアナウンスする。

実験概要






2つの実験により以下の知見を得た。





2つの実験により以下の知見を得た
  • 画質設定を下げればCPU/GPUの負荷は下がる.
  • 画質設定を下げてもRAM使用量は下がらない.
  • 画質320*200は全画面表示にしても文字が読めないため,実用に耐えない.
    (快適なPCでメニューの並びを覚えるぐらい遊んでいる人なら使えなくはないが……)
  • worldによってはソロでもRAM4GBを超える.



以下の知見を得た。
  • safety maxにすればCPU/RAM/GPUすべての負荷を抑えられる.
  • モバイル向け第6世代 core i3でも,多人数だとGPUよりCPUの方がボトルネックになる.